星の子







ご視聴ありがとうございました。脚本と編集をさせて頂きました、pipoと申します。

今まで制作してきた作品はどれも長編のファンタジーものだった為、 “ちいさなほしときらめくよるに”は「1話完結で、サックリきける現代ものを作ってみたい!」と思いから制作をはじめました。 大好物の“歳の差コンビ”は健全です(笑) 思い立ったのが12月中旬だったので制作時間を考え公開は春先ということに。 雪解けはしたけれどまだほんのり肌寒い、5月の初めの空気をイメージしながら脚本作りに着手しました。
……と思っていたのですが、本州の5月ってもうバリバリ暖かいんですね!びっくりしました!ぶ、舞台は北海道とか、そこらへんのイメージでお願い致します…(地元では5月の終わりにようやく桜が咲きました)

pipoworld.として実質初の発表作ということで制作中ずっと緊張と心配が渦巻いていたのですが、 有り難い事に素晴らしいスタッフ様達に恵まれ無事本編公開にこぎ付くことが出来ました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
この作品をお聞き下さった方の心に、なにかきらめく星粒を一粒でも残せたのなら、制作者としてこれ以上の幸せはありません。  
















初めまして、TKと言います。
この度は「ちいさなほしと きらめくよるに」をお聴き下さいまして誠にありがとうございます。
これから聴いて頂く方もありがとうございます。素敵なお話ですので、お茶をご用意の上でどうぞ。

この作品ではBGMを数曲ですが担当させて頂きました。
邪魔にならず、でもなければないで寂しい。
そんなバランスを心がけたつもりですが、いかがでしたでしょう。 楽しんで頂ければ幸いです。


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※加工/二次配布等の行為はご遠慮ください











::藤崎未来::
高校2年生の女の子。幼い頃は活発で元気な女の子でしたが、10年前の一件以来、無意識のうちに人と深く付き合うことに対し恐怖を覚えるようになります。
流星群の日の夜に慈と再び出会いなおすことで、幼い頃にはできなかった「自分と真摯に向き合う事」のきっかけを得ました。
根は活発で明るい子なので、きっとこれからは沢山笑ったり、同級生たちとお喋りしたりして彼女らしさを取り戻していくのではないでしょうか。










::慈::
7歳の男の子。10年前未来やリンゴと公園で遊んでいた際、事故にあって亡くなってしまいます。
一応、亡くなってすぐ「成仏する」という選択肢も彼には与えられていましたが、彼は彼の意思で未来のそばに在り続けることを選択しました。 未来に対し恨みの気持ちをまったく持たなかったのは、彼自身がまだとても幼く純粋な心の持ち主だったことも関係していると思います。
今頃は夜空の中の、ほんとうに小さなお星さまになって、未来のことを遠くから照らし続けているのではないでしょうか。









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::リンゴ::
2歳くらいの人懐こい野良猫です。人間で言うと20歳前後でしょうか。
慈が亡くなった時、リンゴもともに亡くなりました。幼い頭で頑張って星になろうとする夜を見て「馬鹿だなぁ」と思うのですが、残念なことに彼女は言葉が喋れません。
小さな子供の小さな願い事を、ずっとそばで見守っていた保護者のようなブチ猫です。










DL






::未来のお母さん::
きっと娘の背負うべき過去を、これまで代わりに背負い続けてきたのが彼女なのだと思います。娘の幸せを願う傍ら、慈への罪悪を、ずっと一人で担ってきました。
未来母の在り方については賛否両論があると思いますが、これも一つの愛情のかたちなのだと受け取って頂ければと。







リスナーの方からご要望を頂きましたので、収録の際キャストさん方にお渡しした台本をそのまま公開させて頂きます。
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