おはなしとなかま

「生きる」をさがすものがたり

いつも厚い雲に覆われた暗い街。その街の背後にそびえる黒い森のてっぺんには、不気味な洋館が建っている。廃墟同然の洋館には幽霊たちが住みつき、夜な夜な不気味な宴を開いているという……

雨乞いの生贄に捧げられた孤児の少女と、洋館に棲みつく怖くて愉快な幽霊たち。そして彼らを統べる洋館の王。
「家に帰して」とすがる少女に主が付きつけた条件はたった一つ。

「だったら俺を殺してみてよ」




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▼キャストさんにお送りした、ざっくばらん過ぎるキャラクター紹介です▼

少女 CV:南原光香

孤児の少女。幼くして母方の親戚宅に引き取られるが、愛情とは無縁の生活を送ってきた。 街に雨の降らない日が続き、大人たちの総意で不気味にそびえる洋館に生贄として差し出される。

「お願い、お家にかえして!」



青年 CV:冬沙悠

昔は侯爵家の所有する私兵団の団長だった。
色々あって「皆殺して俺も死ぬ」的な境地に立ち親しい者や愛する者全てを殺したが、なんでか(ふわふわ)呪いを掛けられ自分だけ死ねない。死にたい。

「でも、街に帰ったところで誰が君を歓迎するの?」

執事 CV:神崎智也

生前もある屋敷の執事だった。
主を想い命令に背いたが、背いたことによりかえって主の立場が悪くなり主失脚⇒責任を負って自殺。
今では呪いのため、屋敷の主(青年)(生前の主とは別人)の命令にはどんなぶっ飛んだ内容であれ絶対服従。どんな滅茶苦茶で理不尽な命令にもイエスの姿勢。ストレスで胃痛の日々。

執事「お前は何故そういつも外道な命令ばかり俺にする!」
青年「いや行動と言動の不一致が面白くってさー」



メイト・フットマン CV:葛なつ・野原沙恵

互いに自身の左半身と右半身がくっついてる双子のロリショタ。(結合双生児)
生前色々あって双子同士で殺し合い、その呪いで体がくっついてしまった。今は割と仲良し。生真面目人間の執事をからかって遊ぶのが日課。ロリショタだがこの屋敷の中では一番の古株。

双子「若造の」「くせに」「僕らに」「たてつくなんて」「「なっまいきー!」」
執事「黙れ!サボってないでさっさと仕事しろ!」



コック CV:---

屋敷の地下にある厨房を守るコック。
生前カニバが趣味で、自分のレストランに訪れた客を逆に料理して自分が食べていた。その呪いで今では口がガッチリ縫い付けられてしまい、自分ではなにも食べられない。当然喋れないので、普段はカヴァネスか双子が気持ちを代弁してくれる。
他人に厨房の中を踏み入られるのが大嫌いだが、少女は可愛いので許しちゃう。
喋れないかわりによくタップダンスしてる。



カヴァネス CV:ソラリス

月夜の晩にだけ現れる、ホールの姿鏡の中に閉じ込められた青年。
とても穏やかな性格で、物知りなので「先生」と呼ばれている。
生前は詐欺師で人を欺いてばかりだった。その呪いで、現在は問われたことは全て正直に包み隠さず話してしまう。鏡に映った相手の気持ちを読み取る事が出来る。

執事「答えろカヴァネス、俺の夜食に勝手に手を付けたのはどこのどいつだ」
カヴァネス「あ、双子だね」
執事「やっぱりお前らか!!!!」